トライエンジニアリング株式会社は、RHS[ロボットヘミングシステム]のパイオニア。愛知を窓口に世界中で活躍しています。

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TRIを知る

TRIの設計力

先行した技術導入、人の知識と知恵。どれも、ニーズを形にする設計の礎です。

トライエンジニアリング株式会社 統括本部 設計技術グループ 東和也

トライエンジニアリング株式会社
統括本部 設計技術グループ
東和也

営業がヒアリングしてきたお客様のニーズを、いかに正確に形にしていくか。設計技術グループが行う業務をひと言で言えばこれに尽きます。そして、このゴールを達成するために、私たちは2つの戦力を整えています。1つは2004年という早い時期から導入した3次元CADシステム。視覚的なわかりやすさが設計や製品のクオリティにも反映されるとともに、お客様に最終製品の図面を確認していただく上でも使い勝手が良い。しかし、3次元データを作成するためには膨大な工数が必要となるため、設計の標準化など業務効率を高める必要がありました。設計技術グループの東和也は「多少のリスクはあっても、新しいことにチャレンジ!それが私たちらしさ。先行して取り組んできた結果、現在では標準データを応用して新たな設計に活かすなど、自分たちが運用しやすい環境が整っています」と言います。

また、もう1つの戦力は6名いる設計者たちそれぞれが蓄積したキャリアです。設計した図面をコンピュータ上でシミュレーションして、改善を繰り返す。この過程において求められるのは「見えない部分を図面に反映すること」と設計技術グループの折笠礼子は言います。「製品として完成された図面でも、それが組み立てられる場所によっては工具を使うためのスペースがない。ボルトの位置によっては干渉して、最終製品を傷つけてしまう。そうした現場の状況を頭の中でイメージして、設計に反映しなければいけません」。ハイスペックなコンピュータでも実現できない、人の力がここに活きているのです。

トライエンジニアリング株式会社 統括本部 設計技術グループ 折笠礼子

トライエンジニアリング株式会社
統括本部 設計技術グループ
折笠礼子

最近注目を集めている3Dプリンターを駆使したモデリング作業も業務メニューの1つです。東は「従来の削りだしは、直線が基本のシンプルな形状が主流でした。しかし、3Dプリンターは曲線も難なく形にできるため、モデリングに対する考えを根本から変える必要があります」と話します。最新の道具を最大限に活かすためには、どうすれば良いのか。ものづくりのスタート地点には、やはり人の知識と知恵が活躍するフィールドがありました。

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